澄徹なうた

September 19, 2006

Posted by: takita


台風のあとにやってくる淡々しい日差しは、寡黙にぼくらの背中をおす。台風のあとにやってくる澄みやかな空は、たぶんたくさんの人を救っていて、たくさんの人を繋げている。それらの囁きが、必ずおとずれる最大の安寧だと、相変わらず台風のときに忘れていて。忘れているからこそ、ありがたい。
Posted by: takita

夜もや

September 15, 2006

Posted by: takita
VIORO

徹夜明け。朝からNさんとMと景観整備の打ち合わせ。舗装材を検討して、施工区間をフィックス。一安心。午後から役場のTさんと打ち合わせ。大枠共有。その後、福岡へ。母校の研究室にてNPOもろもろの打ち合わせ。後輩を紹介してもらうも、名前覚えきれず。すまない。

その後、イケダさんにロン毛をばっさりしてもらった後、閉店間際のVIOROへ。知人2人からVIOROのパンフはぼくがデザインしたんじゃないかとメール。ぼくじゃありません。なぜに?

にしても、人多かったな。さすが初日。ライトアップされたアーバンな建築と押し寄せる人たちを見てたら昨日?のニュースを思い出した。限界集落に生きる人たちをフォーカスしたもの。「誇りの空洞化」って言ったっけかな。言い得て妙。過疎化が進んだ地域で、自分の住む処に誇りを持てない人たちが増えていると。だから子供たちに、誇りを伝えることができないと。

地域を評する誇り=プライド(true pride)は、いつからかステータスにすり替わった。地域格差というキーワードは、地域のプライドの格差を差し示すものではない。地域格差云々と問うてる人たちのどれだけが、地域のプライドを見据えているのだろうか。田舎の若者はステータスを追い求め都会へと赴く。挫折した者が田舎に残り、密かにステータスを羨望する。そんな定説は、飽き飽きだ。

10年後、九州のどれだけの集落(および自治体)が無くなってるんやろか。想像するだけでおそろしい。というか悲しい。(借金も多いけど)確実にステータスを高める福岡に、九州のプライドもしっかり牽引して欲しいもんだと、夜空を見上げて思ったわけです。

今日のマユミの名言:
マユミ「まさもATM付けたら?」
ぼく「E、T、C、ね。」