透明な感触

July 14, 2006

Posted by: takita
きはちくん

昨日。しのぶさん・きはちくん親子が来ラボ。写真と文章で見ているラボを実際に見てみたいということで遊びに来てくれました。片道4時間半! ショップでもカフェでもないラボにこうして訪ねてきてくれるってのはほんとうれしい。今度会うときは少し大きくなってるんだろね。

薄明の頃 ヒグラシに想はれ

July 13, 2006

Posted by: takita
さくら荘から

早朝5時。ふと目覚めて聞こえてきたヒグラシの声。ヒグラシのかなかなかな…という声は、なんだか心地よく、とてもせつない。

スギ林によく生息するヒグラシ。つまり今の「ニッポンの田舎」の典型の中にヒグラシはいる。都会にずっと住んでいる人だったらこの声を知らないという人もいるかもしれない。ヒグラシの声に「夏休みに訪れた田舎」を想起させる人も少なくないと思う。薄明の頃、日暮の頃、やさしいヒグラシの声に時が遡られ、「あの頃」の原風景が蘇る。

あとひとつ。実はヒグラシの声はとても大きくて、間近で聞くと「せつなく」は感じない。田舎の人間の住まいは、ヒグラシが生息するスギの山から少し離れた場所にある。その山と住まいとの距離が、ヒグラシの声をせつなくしている。近すぎてもだめ。遠すぎてもだめ。「向こう側」から聞こえてくるヒグラシの声は、山と住まいの距離を表象している。

つまり、せつなさとは時間と距離なのだ。
せつない風景があるとするなら、それは時間と距離からなっている。

夜涼の隅で

July 11, 2006

Posted by: takita


昨晩。絵本ソムリエ・あやや(どう?)とイムズで某展示の打ち合わせ。のあと食事を経て神戸帰りのニシムと合流。ひさしぶりにソネスへ。メグミさん@ソネスも合流しての楽しい夜。原田さん姉妹の写真集「ツーリズモ」が7/1に発売されたということでちと拝見。姉妹だからこその距離感。愛ある筆感。ひじょうにあったかいブックレットとなっておりました。よいですよ。うん。

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とうとうスタート。宮川さんたちのNPO
http://www5e.biglobe.ne.jp/~soap/
明日はレセプション。楽しそう!行けないけど!