昨日のれいちゃん:左。今日のれいちゃん:右。PENCKにて。
ちなみに4月のれいちゃん。そして6月のれいちゃん
まるで親のよに成長を見守っていますが。。

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この日記にかんして、糸島出身の方からメールを頂きました。マスメディアでは玄界島の被害がクローズアップされているが、西区に位置する西浦(にしのうら)地区も同等の被害が出ていると。ここにも同様の記述がありました。
メールには、「玄界島の方たちだけでなく、地震の被害に遭われた方みんなを元気づける活動をして欲しい」と書かれていました。しかし今回は、フィールドが設定された上で某助成事業のスキームに乗っかってしまっていること。そして、進行中の現状のプランのまま、その対象となる地域スケールを広げることは、必ずしも「元気づける」という意味で有効に機能しないこと。それらの点から新たな切り口での展開は難しいように思います。

ただし一方で、本プロジェクトと併行して西浦地区の現状を把握し、その問題の構造を確認する所作は個人的にやってみたいと考えています。今回のプロジェクトを経験し、応用するかたちで何らかのアクションが可能かもしれません。また、こういった類の情報は「マスに向けられた情報(マスメディアとして扱いやすい情報)」としてそのバイアスを余儀なくされます。インターネットというツールを手にしたぼくらの世代が課せられた使命は、それらのバイアスを見極めるスキルを身につけ、そして次の世代へと継承していくことなのかもしれません。明日から始まる某高校の講義で、この事例を挙げてみたいと考えています。