紫陽花が咲いた。

+
リンク集のページを作りました。これから過去の日記からこつこつとトラックバックしていきます。以前、人格について書いたけど、空間が記述可能なメディアにおいて、最も人格と結びつけやすいものはウェブサイトだと思ってます。

例えばある場所を訪れる時、参考とする情報が正しい必要は決してなくて。かといって意図的にデフォルメされた情報は一部の広告に任せればいい。「あの人はここにいたんだ」「あの人はこう思ったんだ」という、プライヴェートな、それも身近な人格が感じられる地域情報メディアがあればなぁと、数年来考えていました。もちろんそこまで大げさなもんじゃないですが、そういうことを考えながらリンク集にトラックバックを設けてます。トラックバックという仕組みは、その実現を分かりやすく理解させるものとなり得ます。

ブログというツールがここまで広がった今、おそらくより多くの人にとって、空間体験の質が変わってきています。ぼくらは「あの人が訪れた場所」を訪れる機会が確実に増えています。言い換えると、訪れた空間に対してリアルな人格を垣間見ているわけです。それは人間と、とりわけ「公共空間」と呼ばれる空間にとってハッピーなことであり、同時に、人間にとって極々当たり前の現象であったはずです。