しかし暑いね
September 03, 2005
Posted by: takita


八女郡広川町の「かすり祭」へ。この祭りを立ち上げた方とこれからとある仕事を一緒にすることになり、その打ち合わせも兼ねて。この方には、会う度刺激をもらっている。
久留米絣(くるめがすり)ってのはその字面から久留米市を中心に生産されていると思われがちだけど、実は違う。久留米市に問屋が集中しているだけであって、反物の生産の中心地は、広川町とその周辺である。15年前に始まった「かすり祭」はある意味において、問屋の下請けとして小さくなっていた生産者に光を当てたものだと言える。生産者に直売の機会を与えることで、問屋の下請けとしての存在から抜け出すきっかけを創りだした。現在では、事務机2脚分を1ブースとして各工房(生産者)に2日間貸し出し、販売をさせている。聞いてびっくり。とにかく売り上げがすごい。15年経った今では、各工房で新しい表現が多々見られるようになったそうだ。
「かすり祭」に見るもう1つの特徴は、反物の素材である「糸」のまとまった市場を新たに作り出したこと。上の写真の右が反物を作る際に使われる糸。その糸を染める際にくくっている糸が左の「くくり糸」である。これらの糸をとある流通網にのっけて販売している。素材である糸の販売にて得た収益で、主役である反物(= 伝統工芸品)を守る仕組みが提案されたのだ。
素材に目を向ける視点は、おそらくこれからの時代特に有用な視点で。学ぶ点が多くあったと同時に、でっかいスケールのプロジェクトの中でtriviaっぽさをどう出していこうかと改めて考えさせられた次第。
こっとんばったん
September 02, 2005
Posted by: takita

ラジオから聞こえる「選曲」という言葉が「選挙区」に聞こえてしまう今日この頃です。どうも。
住民投票の結果、今年度の歩車共存道路の延長区間は、杖立川の上流側に決定しました。もつかの間、実施設計図面の提出がもうすぐそこまで迫っているので、とっととデザインを決めていかなばなりません。今回のポイントになるのは「さくら橋」との交差点。「ここが重要なんだよ」とデザインに反映させる必要があります。という感じで今日は役場のTさんと一緒に現場を見て回る。

友人に子供ができたそうで、その妊娠祝いにこっとんばったんと織っている。彼女の作品は彼女の生活の中から生まれている。このスタンスの理解者が同世代にもっと増えてくれたらなぁと最近思う。
ざんまい
September 01, 2005
Posted by: takita

これからのまちづくりや景観づくりはこうやらなくちゃいかんのやないかなと思って、6年くらい前から手を伸ばしてやってきたことが、ここ1年くらい「仕事」としてリンクし始めている。当時は周囲に理解してもらうのが難しくもあり、ぼく自身もこれでいいんかと悩んだ時期も正直あったけど、まぁ動いててよかったと思う今日このごろ。そんなこんなで、佐賀県某所でプロポーザルのプレゼンとヒアリング。プロポーザルというのは、近年、競争入札に代わりよく用いられている行政による業者選定制度。簡単に言うと、委託料の評価じゃなく、提案性や企画力の評価を重んじて、設計・計画業者を選ぼうというもの。今回はぼくにとって初めてのプロポーザル。うまくいってくれるといいけどな。結果は7日に。

夜はそのまま福岡へ向かい「清渓川復元事業」に関するセミナーに出席。事業の詳細はこちらに。
デザインやそれに関する周囲の(学識者の)評価にかんしては、ちょっと前の日本によく見られたそれとそう違わない気がする。スケールが大きな事業なだけに、数年経ったあとに改めて議論すべきプロジェクトなのかもしれない。韓国文化と日本文化との違いを踏まえた、本プロジェクトから学ぶべき事柄が理解しやすくなるのかなと思う。

「今福岡だったりしませんか?」とメールで呼び出され、ドットエフの打ち合わせに合流。ぼくはすっかり引退した気になってたんだけど、そう簡単にさせてくれないそうで。何せ天皇制らしいから…ってまぁそれはさておき、次から次に面白い人材が入ってくるもんだね。恐るべしアリマ。
ドットエフを立ち上げて5年が経ち、当時のメンバはそれぞれ社会人となって全国各地に散らばっています。うまい具合に学生と社会人の信頼関係は担保されながら継続できている気はしていて、そろそろきちんと次のフェーズを創っていかなきゃなぁと思ってはいます。もうワカモノって呼ばれるには抵抗あるし。思っちゃいるけどね。やっぱ身体がもういっこ…
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