「日田森林林業活性化による地域再生検討・プレゼンテーション」に招かれ、出席。某企業が日田をモデルケースに、新たな林産業経営スキームを提案した。んーファシリテーターがいてもよかったような気がします。今回のプレゼンが何らかの次のステップに繋がればいいですね。



夜はインターンの学生の発表会。あみだ杉の館にて。「小国町うるるん体験教育ツーリズム」についての調査報告という形式。「うるるん〜」つうのは、今後小国町が受け入れる体験教育プログラム。町外から修学旅行で訪れた中高生が、ただ観光地を「見る」だけじゃなくて、農業とかそういうのを「体験」しようってプログラム。
ぼくの意地悪い?質問はさておき、役場のHさんの質問(主張?)は、今の小国町の課題を言い得ていた気がする。小国町は「新しさ」を追究してきた町であり、これからもそうであって欲しいと思う。けどもそれは決して「都市化」ではない。しばらく小国に住まって思うのは「新しさを取り入れる=都市化させる」と「暗黙のうちに」認識している人たちが少なくないということ。そういうムーブメントも必要な局面もあるけれど、あえて対なる「都市」という言葉を使うなら「都市的感覚を取り入れた農山村らしさ」とでもいうべき「新しさ」が今の小国に、そして宮原に「目に見えるかたち」で必要なのだろう。小国の中心市街地と都市部の中心市街地との違いに目が向けられていない気がしないでもない。例えば農林業の振興に直接寄与する「都市的感覚」が宮原に顕在化してきて欲しい、というのは無責任な発言だろうか。