Posted by: takita
報告おくれたけど、トモちゃんからお手紙届きました。ありがとう。何度も読み返しました。そろそろ返事が届くころじゃないかな。。
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お知らせを頂いたので告知を。
3月24日〜4月2日「絵本カーニバル2006 in アクロス福岡」
mixiやってる人はこちらにも:http://mixi.jp/view_event.pl?id=5308848&comm_id=725449
ゲストに絵本作家の荒井良二さん(大好き)、最近話題のGOMAさんがいらっしゃるようで。4月1日は、廃校利用のエキスパート?として名高い九大ユーザーサイエンス機構の目黒実さんの講演もあるようです。こっち方面だと南阿蘇での試みもそうですが、絵本というコンテンツはほんといいよなぁ。これから何か一緒にやれたらうれしいなぁ。。
久留米スケッチ(4)
March 24, 2006
Posted by: takita
久留米市役所 市長室で寄贈式です。バルザック像が久留米市に寄附されたわけです。いろんな方が集まってます。
前日彫刻が設置されて、みなさんホテルに泊まったわけですけどぼくだけ福岡に戻って作業。この時使うパンフレット100枚、目録に添えるファイルを2部、A1パネルを2枚を作成しました。ここ3日で3、4時間しか寝ておらず…死ぬかと思いました。間に合ってよかった。。
寄贈式の後、現場で除幕です。昨日設置された後、幕が張られました。道路上でのことなので除幕式は難しく…「工事の確認作業」という名目でみなさん集まってます。にしてもたくさんの人が集まりました。
ぼくは除幕のサポートなので像の後ろから。除幕の瞬間は撮影できませんでした。あしからず。テレビを楽しみにしといてください。(ぼくは後ろにいますから)
で、こんな感じで完成しました。
今回のプロジェクト。正直なところ当初はなんとなく抵抗みたいなものを感じていました。ある個人的な思いで、人の近づけない道路の中央分離帯に彫刻を設置すること、それもパリをイメージして…という点で。パブリック・アート(そもそもぼくはこの言葉自体に抵抗があるんですが…ここでは略)あるいは美術史について考えたことがある人ならこの状況に少なからず感ずるところがあるはずです。
でも、途中でそんなことどうでもよくなってきました。というか、たかが30年くらいしか生きていないぼくの浅はかな知識で評価するのも失礼だと…そんな思いを徹底的に抱かせるくらいの周囲の正直さと経験と知識がありました。個人的な思いを実現しようと、地域の可能性(それは公共性といってよい)を鑑みながら、大人の方々が真面目に正直に動いている。そして「制度上」無理だと思われたことが実現してしまった。そこにはそれこそ夢を叶えるという、周囲の極めて倫理的な営みの力があったのです。そういう力があったからこそ実現できたことを、当事者であるからこそ理解できたのです。
大変だったけどとてもいい経験となりました。勉強させてもらいました。つうか終わったわけじゃないですけどね。このプロジェクトは、彫刻が設置されたことで初めてスタートするプロジェクトなのです。「ほとんどの人たち」にとっては。さぁ次は…
久留米スケッチ(3)
March 23, 2006
Posted by: takita
台座が完成しました。このステンレス製の切り文字は、彫刻を鋳造された東京芸大の戸津先生がつくられたもの。繊細なエッチングが美しいです。んで、この台座の表面加工はうちの社長が指示。石工さんも未だやったことがないという方法で、横方向のテクスチャを手作業でつけていただきました。この台座、ほんと美しいものとなりました。
ついにバルザック像が到着。戸津先生の長野のアトリエから5日間かけて運搬されてきました。日通さん大活躍。
台座に設置されてるとこ。う〜ん苦しいよ。(バルザック談)
(クライアントの)社長さんが現場を見にこられました。長い間手を合わせて眺めてらっしゃいました。胸がちょこっとあつくなりました。
両側の歩道に解説板を2基設置しました。解説板全体のデザインはうちの社長が、盤面のデザインはぼくがしました。当初はインクジェットでのベタ張りを想定してたみたいだけど、透明なアクリルに白の切り文字を指示しました。サビ加工のスチールに影が映って良い感じ。ほっとしました。
この盤面は、後にブロンズとなります。真鍮のボルトで取り替え可能となってます。明日はいよいよ寄贈式。